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日記だったり、時事ネタであったり、感想だったり…。基本的に愚痴、イチャモン、難癖つける方向で…。

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名探偵伊集院大介 鬼面の研究 原作:栗本薫 漫画:まんだ林檎

鬼面の研究と優しい密室をネットで購入。
優しい密室から読みたかったのに在庫がなかった所為で鬼面の研究が先に届きました…。
一緒に送るように注文したのに…。

で、仕方なく鬼面の研究から読みました。
まぁそれなりに楽しめたが漫画だからなのか原作そのものがそうなのか分からないが推理モノとしてのクオリティは低い気がした。
多分漫画だからなんだろうけど…。
なんつぅかミスリーディングが下手なんだよね。
物語の頭の方で事件の舞台となる鬼家荘は確かに秘境ではあるけど、今や情報においては秘境で無いという事を意図した記述が出てくるのに、結局鬼家荘が秘境で外界の情報が無いという理屈が犯人探しの決め手になって来るって何かおかしくないか?
ガスや電気が通ったのは最近でも文字は昔からあるわけで、あたりに本が見あたらないからと言ってソコの人が本を読んだことが無いなんて決めつけはあり得ないでしょう。
てか意図的に隠されてる可能性だってあるわけだし…。
しかも外の学校に行ってる人も居るワケで外界の情報が無いワケじゃない。
これらがミスリーディングなら完全に失敗。
ミスリーディングというのは正確な情報と間違った情報の両方があって初めて成り立つ。
コレじゃミスリーディングではなくて唯の嘘。

あとね…犯行やシュチュエーションがテレビ的過ぎるという理由で犯人が絞られるワケだが、ソレが外界においてテレビ的なのはともかく鬼家荘においてテレビ的かどうか?っていうのは話が別。
その点について鬼家荘の人たちが言及しているシーンは何処にもない。
伊集院が都会の人間は想像力に欠けるというシーンがあるが、数日で外界の人間に鬼家荘の常識が理解できるとも思えない。
想像力豊かだと自負しているだろう伊集院にしたって想像の域から脱しているとは思えない。
鬼家荘が秘境であるから情報弱者だという理屈で犯人を特定するのには確実に無理がある。
なぜなら鬼家荘においての情報弱者はむしろ外界の人間だから。
都会の人間は想像力が足りないと言っている伊集院こそ物事を決めつけている外界の人間の代表のように見えてしまう。

そもそも全て事件が終わっているところに主人公達が登場して、犯人を見つけるならまだ良いケド、結局、犯人は第一の犯行から最後まで目的全て達成しちゃってるんだよね…。
しかも主人公達の目の前で全ての事件が実行される…。
名探偵なら事件を阻止してナンボでしょ…。

名探偵なんてタイトルだけどコレじゃただの探偵だよね。
まぁ原作では名探偵なんてタイトルには付いてないンだけど…。
コレは完全にコミカライズの時点で変なタイトルつけちゃった人のミスだわな。
まぁどちらかというとキャラクター重視でストーリーやトリックなんかは二の次って感じのコミカライズを意図的にしたんだろうからコレはコレで良いんだろうと思う。
結局、ストーリーやトリックを楽しむならコマ割りという限定条件のない原作を読んだ方が良い。
漫画という手法をとるとコマの中には必要最低限の情報しか入らないからねぇ…。
ページをまたいで沢山の情報を提示出来る小説とは土俵が違うので趣旨が変わっても仕方がない。
漫画というスタイルになった事で趣旨が変わっていてもソレがソレとして面白ければアリだからね。
推理モノとしては少々難アリだけどキャラ重視作品のファン向けとしては良いんじゃないかね。
てかまずは原作で読み直してみるかなぁ…。
  1. 2009/05/15(金) 17:58:53|
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