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日記だったり、時事ネタであったり、感想だったり…。基本的に愚痴、イチャモン、難癖つける方向で…。

姑獲鳥の夏…

昨日、映画が千円で見られる日だったのでレイトショーで姑獲鳥の夏を見てきた。
まぁおおかたの予想道理の出来だった。
なんつぅか不完全燃焼。
情報量の過多がウリの小説を映画化すること自体がまず間違いな気がするケド…それ以上にいろんなトコで不完全燃焼だった。
十何話あるような1クールの連ドラのノベライズが大した厚みがないのに…あの分厚い京極 夏彦の小説を映画化するのは間違いだよね。
テレビの方が儲かりそうだし連ドラにするべきだったんじゃないの?って感じでした。

因みにこの映画は舞台演劇を見慣れた人間以外が見ると拒絶反応起こす危険があります。
舞台演劇特有の大仰なアクション(つってもカンフーとか銃撃戦とかじゃなくて動作や仕草のことね…)や照明による演出が鼻につきます。
映画と舞台のどちらでもない中途半端さが鼻につく…といった方が正しいか。
なんというか…それならいっそ映画にしないで舞台でやるべきだったんじゃないかとも思う。


映画の終了後「ツマンネー」とか良いながら映画館をあとにする頭の足りなそうなカップルが見受けられた。
なんというか…彼らの感想が間違っているわけではないのだが、色んなトコに面白みを見つけるにはそれなりの知識や教養や経験が必要で、ソレが足りないと「ツマンネー」で済ませてしまうような損をするんだと言うことを彼らが気づいていないことが気の毒だと思った。
知ってるからつまらないと感じる場合と知らないからつまらないと感じる場合があるからどちらが良いのかは分からんけどね…。


配役について…
中禅寺 秋彦
堤真一はイマイチ猛禽類な顔立ちとは思えない。
なんというか彼の持つコミカルな感じがどうも京極堂のイメージとかけ離れている。

関口 巽
永瀬 正敏は確かにサル顔ではあるけど男前すぎ。
ただし、あくまで友人達の客観から来るサル顔であることを考慮すればまぁアリっちゃぁアリか…。

榎木津 礼二郎
阿部 寛は完全なはまり役だと思う。
ただし、変人っぷりが劇中で殆ど語られていないのでその分損してる感じ。
まさに二枚目な筈の榎木津の変人っぷりがアレじゃタダの嫌なヤツだ。
(本来、二枚目っていうのは道化で笑わせてナンボ。)

木場 修太郎
宮迫 博之なのは何で?
まぁ演技に関しては文句ないんだけど…なんかもっとコワモテなイメージがあったのは俺だけだろうか?

中禅寺 敦子
個人的にもっと細面の印象があったので田中 麗奈は…微妙。
まぁ良いんだけど…。

久遠寺 凉子/梗子
原田 知世…個人的には好きなんだけど…15歳の時から12年後っていう設定からするとチョット難があったかも。

まぁ…なんというか映像化するならこんな人がいいんじゃないか?というファンサービスとしては上出来な部類に入るけど、特に京極ファンでも実相寺ファンでもない人が見るのには向かない映画でした。


ただ、ちゃぶ台を間に置いた中禅寺(京極堂)と関口のやりとりのシーンは実相寺ファンにはウケが良いんじゃないかと思った。
だってアレ…ウルトラセブンとメトロン星人のソレとまんま一緒の構図なんだもん。(笑
  1. 2005/08/02(火) 10:03:54|
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